オリンピックのアジア大陸最終予選に向けてビーチバレーボールの日本代表チームがオーストラリアに出発していきます。

そして僕はそこにいません。

ロンドンオリンピックが終わってたくさんのトップ選手達が一線を退き、僕自身も目まぐるしく環境が変わるなかで、その時その時自分がベストだと思える選択をしてきたつもりです。

そして支えていただいていている株式会社ADI.G、クラブチーム川崎ビーチスポーツクラブ、レイクス・スポーツファンドをはじめたくさんの方々のおかげで目一杯練習にも取り組めました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
こんな自分の背中を押していただきありがとうございました。

１つ１つの選択が正解か不正解かで言うならコンチネンタル第２フェーズで代表入りしながら、最後に代表チームに残れなかったということはどこかで不正解を選んでいたのかもしれません。

でも僕は今回代表の4人に入れなかったことを踏まえても自分の選択した道に後悔はありません。
競技者の道を選んだ時から、自分で決めて自分で責任を取ることを心に決めてやってきました。何かを選択する時はよく考えて後悔のない道を選んできました。

ただ上にいこうとすればするほど1人ではやっていけないことを知りました。
助けてくださった、応援してくださった方に結果で恩返しできないことが何より心苦しいです。

プレッシャー、理不尽、責任、選手はみんないろんなものを抱えて戦っていると思います。
そして試合をし、僕たちは負けました。
今回の伊勢志摩で代表チームの2チームは間違いなく強かったです。

残念ですが僕の夢は代表チームに託します。

本心は吐きそうなくらい悔しいです。笑
でもきっとオリンピック出場権を獲得し帰ってきてくれると信じています。
これも本心です。

日本代表決定戦が決まり急遽組むことになった清水選手には本当に感謝しています。
どんな環境にいた時よりもKPに成長させてもらっています。

文からもわかりますがいろんな思いがまとまり切ってはいません。
ですがそれでも前に進みます。
今までと変わらずペアと持てる全てを尽くして戦っていきます。

これからの僕たちにぜひご刮目を。

ではまた。


男子ビーチバレーボール
村上斉

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